こんにちは。
天パさんです。
ここ最近の科学業界で「LK-99」というのが非常に話題になっています。
皆さんもニュースなどで目にしたでしょうか。
Wikipediaも連日のように、修正や加筆がされているようです。
このLK-99は超伝導と呼ばれる物質であることが発表されています。
超伝導とはどういうモノなのか、以下のYoutubeをご覧いただくと分かりやすいかもしれません。(未来の科学者たちへシリーズ大好きです)
動画にもあるように、大気圧下で超伝導特性を出すためには、液体窒素温度(-196℃)まで冷やす必要があります。
今回話題の「LK-99」は、常温常圧で超伝導特性が発現すると報告されています。
この報告が本当であれば、ノーベル賞確実とも言えるほど非常に素晴らし成果です。
Wikipediaにも記載ありますが、各国の大学や研究機関が追試を実施しているようですので、LK-99が本当なのか、それとも嘘(著者の勘違いを含む)なのか、結果を待ちたいと思います。
一方で超有名科学雑誌のNature誌は、このLK-99の結果が疑わしいと考えているようです。
Natureが疑うのであれば、報告が本当である可能性も低い気がしますが、我々は気長に結果を待ちましょう。
今回の学び: NIMS(物質・材料研究機構)のYoutube動画はやっぱり面白い
2023.8.8